独特なボキャブラリーとセンスで、自身の結婚報告をより情緒あふれるものにしたのは、モデルでタレントの滝沢カレンだ。
7月4日、滝沢は自身のインスタグラムアカウントで、一般男性との結婚を発表。「皆様に今までで一番の自分事にはなりますが、ご報告です」と書き出し、お相手については「現在建築のお仕事をさせていただいている方」としている。
滝沢は「記憶をほとんどその日に置いてくる私ですが、出会った時の季節、景色を今でも思い出せます」と振り返り、「それは私の見ている景色をいつもより色とりどりにしてくれる人でした」「私のお仕事、生活、周りの仲間を私と同じくらい大切にしてくれて、家族のわんこたちを一番に考えて楽しませてくれます」と、夫の優しさに言及した。
続けて、「そんな人に私は人生の冒険相手として道を彩ってもらいたいなと思いました」と綴ると、高校生の頃から飼っているトイプードルに加え、新たに2匹の愛犬が家族となったことも報告。「3匹みんな可愛くて仕方ないです」とし、最後は「これからは二人と3匹たちで、さらに楽しい冒険に出発します」と綴った。
「バラエティ番組では、独特の言葉選びが光り、インスタグラムでも、普段の投稿からその不思議な日本語のチョイスが多くの“いいね”を集めてきた滝沢ですが、今回の結婚報告文での表現にも絶賛が相次ぐことに。とりわけ冒頭の『記憶をほとんどその日に置いてくる私ですが、出会った時の季節、景色を今でも思い出せます』とのフレーズはネットから『ゲーテを超えた』『この言葉は心震えました』『このセリフ、めっっっっちゃくちゃエモい。とっても叙情的』などの反応が並んでいます。なお、この滝沢のおめでたい報告には、タレントの横澤夏子、東野幸治、筧美和子、渡辺直美、青山テルマ、朝日奈央、飯豊まりえといった面々からも祝福の声が届いており、多くの人のハートをホッコリさせる結婚発表となったようです」(テレビ誌ライター)
滝沢は、6月24日にフジテレビで開催された「IPPON女子グランプリ」にて、フリーアナウンサー・神田愛花や、タレント・王林、NMB48・渋谷凪咲といった強力なクセモノたちを抑え、見事、女性タレント版で大喜利女王の称号を得た。公私ともに順調で、新たに歩んでいく冒険もまた、実りある旅になることを期待したい。
(木村慎吾)