日々のちょっとした行動も、積み重なれば疲れやすさを左右する大きな要因になります。頻繁に行う行動だからこそ、疲れにくい方法を選んでコンディションを整えていきたいものです。次のようなワンアクションから始めてみてはいかがでしょうか。
■空を見上げるくらいの気持ちで歩く
普段から下を向いて歩いていませんか? そうした歩き方は猫背になりやすいため、血流が滞って疲労回復を妨げやすくなります。やや上を向くくらい、ときには空を見上げるように歩くと姿勢が整いやすく、不調や疲労を改善しやすくなります。うつむいているよりもポジティブになりやすく、心理的な疲労も解消しやすいですよ。
■食事で30回以上噛む
よく噛んで食べることは、内臓への負担を軽減させる効果が期待できます。せっかく疲労回復に役立つ栄養素を摂取していても、消化・吸収に大きな負担をかけては意味がありません。ゆっくりよく噛み、美味しさを噛み締めることで満足感も高まり、心の疲労回復にも役立ちます。
■ジムに行くより家事をする
スムーズな疲労回復には適度な運動が重要ですが、その時間を捻出することで家事がおろそかになると余計なストレスを生み、心が休まらないケースも。掃除や洗濯、整理整頓など、体を動かすことができる家事を積極的に行うことで運動量を確保し、心身ともにスッキリした状態で過ごしましょう。
歩き方も食べ方も日々の運動量も、毎日積み重ねることで大きな効果が生まれます。いつでも始められる手軽な行動こそ大切にしてくださいね。
(Nao Kiyota)