女優の杏が7月7日、東京・日本橋三井ホールで7月8日~10月29日まで開催される「イマーシブミュージアム / Immersive Museum」の内覧会に出席。子供たちとの美術鑑賞方法について明かした。
「イマーシブミュージアム」はモネやドガ、ルノワールといった印象派の画家8名の作品約70点を会場の高さ6mの壁面と床面に投影し、絵画を“体感”する日本初の没入体験型ミュージアム。アンバサダーとして登場した杏は「20年代に入って初めて体験できる絵画の魅力がある。絵に世界に入ることができる、没入感がすごく心地いいです」とアピール。自身については子供の頃から絵を描くのが好きと明かし、「フランスやミラノなどに仕事で行くたびに美術館で鑑賞するなど親しんできました。美術作品に触れることは、心の栄養みたいな感じ」と芸術が与える影響について語った。
さらに3児の母親でもある杏は子供たちを美術館や仏像の展示会などに連れて行くこともあると語り、その際には「これはきれいでしょ、いいでしょ」などと敢えて言わないようにしているという。「大人、子供という垣根を作らずに面白そうなものを観に行きます」と感性に委ねていることを語った。
ネットでは《子供の価値観を大事にする感じいいね》《親にこれいいでしょって言われたらいい作品だと思わないといけないようなほのかな圧を感じるもんな》など共感の声が続出した。
「杏は9月までに子供たちとフランスに移住すると言われています。フランスに行けば日本の仏像などなかなか見られないでしょうから、今のうちに見せているのかもしれません。またフランスにはルーブルを筆頭にオルセーやオランジュリーなど美術館が目白押し。今後、子供たちの感性がますます磨かれていくことになりそうです」(芸能記者)
杏の子供たちの将来は芸術家かも?
(柏原廉)