永野芽郁主演ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)の第2話が7月12日に放送され、平均視聴率は初回から0.4ポイントダウンの8.3%だった。
物語は、永野演じる教育系アプリ開発企業の若きCEO成川佐奈の会社に、26年間勤めていた地方銀行を辞め、48歳で転職してきた小鳥智志(西島秀俊)が入社する。ところが小鳥は、IT用語に疎く、アプリも使いこなせない超アナログ人間だった。
そんな小鳥が、インターネットに長けた若い社員に揉まれながら、学び、成長しつつアナログの利点も活かし社を盛り立てていく。
今話では、社内チャットを見逃し、資料の校正を任されても、紙で対応する小鳥に成川はイライラし始める。
視聴者の感想としては「2話でぐんと面白くなってきた。小鳥さんの存在が、われわれアナログ世代の視聴者も取り込むのではないか。アナログのいい点を素直に取り入れる社長の柔軟性がすばらしい」「資料の校正は、紙で訂正して他者がそれを使ってデータ訂正するというのはダブルチェックになる。悪いことばっかりじゃない」など世代ギャップに対するさまざまな意見が寄せられた。
「今作に対して視聴者からは、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ主演映画『マイ・インターン』のパクリ疑惑がささやかれています。長々しい名前のドリンクを社員から注文されるシーンは、映画でもありました。映画のデ・ニーロが演じたのは70歳の老人。小鳥は48歳という差異はありますが。しかし、銀行で営業を担当していた48歳なら、もう少しネットを使いこなせるんじゃないか、との意見もありました」(テレビ誌ライター)
ITオンチな小鳥だが、それでもアナログ脳をいかした提案で社を動かしていく。今後、小鳥が若いスタッフとどんなケミストリーを起こすのか楽しみにしたい。