女優・黒島結菜が主演を務めている朝ドラ「ちむどんどん」(NHK)。 第68話が7月13日に放送され、ヒロイン・暢子(黒島)の兄・賢秀(竜星涼)が一目惚れした相手役を演じる、朝ドラ初出演の女優・駒井蓮が、注目を浴びている。
沖縄県人会の遠足が行われ、余興で「沖縄角力大会」が開催される。ところがその大会を前に、賢秀が会ったばかりの和歌子(駒井)に一目惚れし、角力大会に優勝してプロポーズすると宣言。和歌子の理想の男性の条件が「真面目で正直で、頼りになる人」だったことから、ネットでは「賢秀と正反対やないか」「お前何一つ当てはまってないぞ、にーにー」といったツッコミコメントが殺到した。
「駒井演じる和歌子は、青森から上京して働くも会社が倒産。帰る交通費もなく困っているところを助けられ、沖縄県人会の遠足を手伝ってバイト代を稼ぐという役どころ。駒井自身も青森出身であり、方言もネイティブで、まさにハマり役だと言えるでしょう」(芸能ライター)
駒井は中学1年の春休みに家族旅行で上京した際、原宿でスカウトされ、ファッション誌「nicola」のモデルとして活躍。2016年に「キャリア~掟破りの警察署長~」(フジテレビ系)でドラマデビューした。2018年には映画「名前」で津田寛治とW主演。不思議な女子高生役を演じて話題を呼ぶと昨年、地元青森を舞台にした初単独主演映画「いとみち」で繊細な演技を見せ、数々の映画賞で新人賞に輝いた。
「昨年放送された大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)では、井上馨の養女であり、その美貌と博識ぶりで社交界の華となる未子役を演じ、注目されました。駒井自身も慶応大学文学部に通う才媛。今後、NHKのドラマで場数を踏めば、朝ドラのヒロイン役も夢ではないかもしれません」(芸能ライター)
「ちむどんどん」をきっかけに、さらなる飛躍に期待したい。
(窪田史朗)