視聴率が低迷している今期ドラマの中、ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)が二桁の視聴率を継続している。主演の杏の演技が人気の要因の一つだが、彼女は当初は女優になる気がなかったという。芸能関係者が語る。
「15歳でモデルデビューした杏さんは、活躍の場を海外にまで広げ、2006年にはNews Week誌の『世界が尊敬する日本人100人』にも選ばれました。モデルとして活躍していたうえ、一時期は、お父さんの渡辺謙さんのことをよく思ってなかったので、同じ道を進むのが嫌だったんです。渡辺さんと杏さんのお母さんは2002年から約2年に及ぶ調停の末、離婚しましたが、お母さんは渡辺さんが送った養育費を借金返済に充て、子供たちには『養育費を送ってくれない』と言っていました」
その後、杏は、誤解が解けたことと、国際的に活躍し出した渡辺に刺激を受けたことで女優を志すようになり、2007年に女優デビューする。一部マスコミで不仲も伝えられるが実際はどうなのだろうか? 芸能関係者が続ける。
「今では仲が良く、渡辺さんの体のケアをしているトレーナーをわざわざ訪ね、『父がいつもお世話になりありがとうございます』と挨拶したそうです。また、渡辺さんのために手料理を作ったりもしますね。ただ、杏さんはお父さんに似てイタズラ好きで、うずらの卵が嫌いな渡辺さんに、『オムレツ作るね』と言って、うずらの卵で作って出したそうです。ニオイでわかり、怒ろうとしたらしいんですが、『バレた?』と笑う姿を見て、渡辺さんも笑ってしまったそうですよ」
渡辺と不仲だった頃は「絶対に俳優とは結婚しない」と語っていたという杏。今年の東出昌大との結婚は、過去から解き放たれた証なのだろう。
(中村葵)