中居正広がSMAPの現状を様々な番組で面白おかしく触れ、ファンたちがなぜかそれを大絶賛している。
7月23日深夜に放送された「FNS27時間テレビフェスティバル!」(フジテレビ系)の明石家さんまと中居が自由にトークを展開する人気コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」でも、さんまからSMAPがこの夏の音楽特番へ出演していないことをイジられるも「ボクのノドのコンディションが良くなくて、やっぱり歌はちゃんと届けなくちゃいけないじゃないですか。僕の調整不足でした」と冗談まじりに謝罪した。
さらには、人気声優たちを招いて「声のお仕事SP」と題して放送されたバラエティ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)の7月27日放送回で、最近はセリフと映像の尺のズレを機械で調整できるという声優業界にまつわる技術進歩の話題になった際にも、「俺、それ聞いたことある。レコーディングでも、音程が外れてたとしても後から合わせることができるんだって。だから、僕たち生放送で歌えないんだ~って、やかましいわ!」と、ここではノリツッコミ形式で現状に触れ、笑いを誘った。
この中居の一連の言動にファンからは、「まったく触れないより全然いい」「笑いに変えてくれるだけでも助かる」「これは中居クンなりの気遣いだよ」など、感謝の声があがっている。
「解散は否定したものの、暗雲が再び立ち込めてきているのは明らか。現状を見て、SMAPが順風満帆に活動していると思っているファンは誰一人としていないでしょう。ただ、当のメンバーたちも再びファンの不安を煽るようなマネはしたくありませんから、騒動についてはノータッチ状態です。しかし、そのなかでも中居はただ一人現状に自虐気味とはいえしっかりと触れ、決してなかったことにはしていない。その姿勢にファンたちも開き直った気持ちになれて、救われている気分のようですね」(エンタメ誌記者)
やっぱり、SMAPのリーダーが与える世間への影響は別格のようだ。
(田村元希)