放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝(大泉洋)と政子(小池栄子)の嫡男・頼家を好演している金子大地。2018年4月期放送の「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)では、営業成績は優秀だが敬語の使い方や年長者に対する敬意を払うことができない礼儀知らずな若者だけれど、なぜか憎めない「マロ」こと栗林歌麻呂を好演。ハマリ役で注目されることに。翌2019年4月期放送の「腐女子うっかりゲイに告る。」(NHK)では、既婚者で妻子のいる佐々木誠(谷原章介)との恋に揺れ動く高校生・安藤純を熱演。生意気でイマドキの若者キャラとは真逆の、繊細で他人の目を気にして悩む真面目な学生役も似合うことを世間に知らしめた。
今回の「鎌倉殿の13人」では、父親に似て女グセが悪い生意気さが鼻につくキャラ・頼家を好演。さらに波瑠主演の「魔法のリノベ」(フジテレビ系)でも小梅(波瑠)を二股にかけ、会社を辞めるまで追い込んだくせに、いまだ小梅に連絡してくるタチの悪い久保寺彰を見事に演じているのだ。
「ネット上には『頼家が“魔法のリノベ”でも女性問題を起こしてる!』『金子大地は気に障る男を演じさせたらピカイチだな』『金子大地はNHKでもフジテレビでも、大した実績もないのに自信満々な若造役を違和感なく演じてる』『いい意味で人をイラッとさせる役が上手な金子大地』といった声があがっています」(女性誌記者)
撮影現場では天然キャラがスタッフから愛されているという金子。演じるキャラと素顔には大きなギャップがあるようだ。