NHK朝ドラ「ちむどんどん」の評判が芳しくない。問題視されているのは7月25日放送の第76話。黒島結菜演じるヒロイン・暢子と結婚することになった、宮沢氷魚演じる和彦が、勤務先の東洋新聞社・学芸部デスクの山中崇演じる田良島に結婚報告した時のことだ。和彦が鈴木保奈美演じる母親・重子との折り合いが悪いことを知っている田良島は、暢子との結婚を和彦から報告されると「母親のいちばんの不幸は息子と結婚できないことって言うからな」とニヤニヤしながらからかったのだ。
信頼関係のある上司と部下の微笑ましいワンシーンだったのだが、ネット上には「気持ち悪いセリフ」「ゾッとするパワーワード爆誕」「信じられない。こんなセリフに誰がOK出したの?」「ドラマのセリフとはいえ炎上案件」といった批判が続出。「息子と結婚」がツイッターのトレンド入りする事態を招いた。
「中には重子を演じる鈴木、田良島を演じる山中に対し『いくらなんでもこんなセリフを言わされる山中さんも、こういうこと言われる保奈美さんもかわいそう』といった声もあがっています」(女性誌記者)
ドン引きした視聴者をつなぎとめることはできるのだろうか。