埼玉県民にとって、タレント・小島瑠璃子による「埼玉スタジアム2002」入場の事実は聞き捨てならないものだったようだ。
小島は7月23日、自身のインスタグラムアカウントから「今日はサッカー観戦!」と報告し、フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)と、浦和レッズの国際親善試合を、埼玉スタジアムにて生観戦した。
試合は前半35分、フランス代表FWキリアン・ムバッペが左サイドを強引に突破し、冷静にネットへ流し込むスーパーゴールが決まって、PSGが先制。その後も猛攻は止まらず、3-0の完勝で浦和を撃破し、世界レベルを存分に見せつけることに。
そんな熱戦を6万人以上のサポーターとともに現地観戦した小島だが、インスタグラムにアップしたユニフォームが、一部サポーターの間で話題に。
彼女が自撮り写真の中で着用していたのは、胸部に「URAWA RED DIAMONDS VS PARIS SAINT-GERMAIN 23.JULY.2022」と刻印された、PSG戦の一夜限りのアニバーサリーモデルで、7月20日より、オンラインで受注販売が始まったばかり。公式サイトでは、10月上旬以降に順次発送されるとの案内があるが、小島は試合当日に先取りで着用するという役得があったようなのだ。
連日スタジアムに通い、熱いエールを送り続ける浦和サポーターが1日でも早く着用したがっている限定モデルを見せつけた格好の小島には、「この娘に用意できるなら、散々クラブにお金を落としてるサポーターにも間に合うように作ってやれよ」「すごく不愉快。芸能人特権をここまであからさまに見せつけて、あなただけは気分がいいんでしょうけど」「サポーターが待ち侘びる限定ユニをSNSでこれ見よがしに見せびらかして、あの浦和サポーターを敵に回すなんて」などの声が続出。加えて、埼玉県民にとっても、小島の現地観戦は腑に落ちない部分があるようだ。
「限定ユニフォームの着用で、ただでさえ多くの人をイラつかせた小島ですが、4年前の発言が蒸し返され、さらなる反感を買っています。小島は2018年1月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の神奈川・千葉・埼玉の“ご当地バトル”企画に千葉県民代表として参戦。その際、『埼玉に行かないでも人生って終えられると思うんですよ。でも、千葉に来ないで人生を終えられる日本国民はあんまりいないと思う』と豪語し、『(千葉には)ディズニーランドも成田空港もあるし。でも、埼玉に行かないで一生を終える国民って、なんか多分8割から9割ぐらい』との持論を展開していました。これには、埼玉出身の女優・夏菜から『ピーナッツ食ってろ!』との反論を浴びるなど、番組の趣旨に沿った“ご当地バトル”に。
今回の埼玉スタジアムでの試合を小島が現地観戦したことから、再び同県民の逆鱗に触れてしまい、『アレだけ埼玉をディスってたのに、千葉出身のこじるりが浦和レッズ観戦とは』『この方、埼玉なんか行かなくても生きていけるって言ってた人ですよね。人を不快にさせるのが得意なのかな』『埼玉に対する暴言、忘れてませんよ』『散々、埼玉には行く用事がないとか煽っておいてこれかよw』などのツッコミが散見。
また、2014年の欧州サッカーイベントでは、『私、(千葉の)市原出身ですから、小さい頃はジェフにバリバリでした。家族や友達と一緒に応援に行ってましたよ』とジェフユナイテッド千葉のファンだったことを公言しており、これにも『ジェフはもう切り捨てて、今は浦和なのね』『このにわか女神のすごさ』との呆れ声が寄せられました」(テレビ誌ライター)
レッズサポーターを敵に回した小島。おそらく、本人は何も気にしていないだろうし、そのことがまた反感を買うのだろう。
(木村慎吾)