俳優の織田裕二が7月23日、メインキャスターを務める「世界陸上オレゴン」(TBS系)で発言した“あるコメント”がネットで物議を呼んでいる。
大会8日目となるこの日の放送は、女子400mハードルの決勝を中継。アメリカのシドニー・マクラフリン選手が50秒68で金メダルを獲るとともに51秒の壁を破って世界新記録を更新した。
織田は快挙を達成したマクラフリン選手に対し、「これ以上やることないですよ」と称賛。続けて「結婚しました、新婚です。もう、すぐ子供を産んじゃうんでしょうね」とマクラフリン選手が今年6月に結婚したことに触れ、その未来を“妄想”。横で聞いていたフリーアナウンサーの中井美穂アナは「どうなんでしょうかね」と軽く流したが、織田は「や、妄想がとまりません」と続けていた。
「ネットニュースの多くはこの発言を批判の声とともに紹介し、ハラスメントとの論調で報じていました。一方、それらのニュースに反応する形でネット上では《織田裕二は、世界記録を出した若き女性アスリートを称賛していた。女性蔑視するという感情はないと思う》《世界新記録を自身が塗り替えて来たけど、新婚さんだし、次はママになってもまた金メダルに向けて頑張ってほしいって言う意味かなと思った》《織田さんがこの発言した時に観てましたが、私はハラスメントとは全然感じませんでした》など擁護の声が殺到しました。リアルタイムで話の前後を聞いていた人達からすればハラスメントとはほど遠いものだったと言えそうです。
奇しくも翌24日、ダウンタウンの松本人志は「ワイドナショー」で自身の発言が切り取られてネットニュースに報じられることに嫌気が差したようで、「キリトリ記事禁止」と書いた手書きのプレートを掲げました。織田の発言についても“キリトリ”されて、誤解された可能性があります」(芸能記者)
ファンからすれば不満が募る報道だったようだ。
(柏原廉)