元メンバーである田中聖が法律違反の薬物を使用した疑いで再逮捕されたKAT‐TUN。亀梨和也とともに人気をほこっていた赤西仁も早々にジャニーズ事務所を退所するなど、異色のグループとして現在は3人で活動を続けている。
そんなKAT-TUNの元メンバーで、2019年5月にやはり法律違反の薬物で、交際していた女優の小嶺麗奈と逮捕され、日本中をわかせたのが田口淳之介だ。
「田口は2016年にKAT-TUNを脱退しジャニーズ事務所も退所した後は、大手レコードレーベルのユニバーサルミュージックとアーティスト契約を結ぶなど順調でした。しかし、そのユニバーサルから契約を打ち切られると、すぐに逮捕。大麻は小嶺から教え込まれたと言われていたのですが、その後も関係は続いており田口を支援する芸能関係者もあきれて去っていったようです。薬物の中では比較的刑が軽い罪状でしたが、芸能界復帰をサポートする人間はいません」(スポーツ紙記者)
小嶺との付き合いが週刊誌などで報じられる中で、これまでいたKAT-TUN時代からの女性ファンも減っていった田口。そんな中で仕事の金脈として発見したのが、かねてから趣味にしていたギャンブルだったという。
「田口はアイドル時代からギャンブル全般が好きだったのですが、その中で目をつけたのが麻雀でした。それも賭け麻雀ではなく、本格的な競技の世界。2022年3月には、日本プロ麻雀協会のプロテストを合格しプロ雀士となりました。麻雀はいまやプロのためのMリーグが開設され、サイバーエージェントなどが取り仕切っています。今後、普及のためにも予算をかけると言われている中で、田口は『稼げるプロ』として注目されています」(前出・スポーツ紙記者)
さらに、田口はほかの金脈も掘り当てることになる。
「大阪や長崎のカジノ誘致が話題になる中で、ポーカーが若者の間で秘かに人気となっています。テキサスホールデムポーカーというゲームが主流となり、現在はセガサミーを中心にアプリ開発やアミューズメント施設を作り普及させようとしているんです。田口はポーカーの腕前も高く、大会にも参加しています。ポーカープロと言われる人たちと交流を持ち、着々と人脈づくりをしています」(芸能ライター)
アイドル以外の新たな仕事を開拓している田口。麻雀もポーカーも、普及させたい企業からは、好感を持たれているようだ。
「ギャンブルのイメージが強い麻雀やポーカーは、タレントを使うなどしてクリーンなゲームであることをアピールしようとしています。しかし、名のある芸能人はあまり協力をしてくれないジャンルです。そこで、元アイドルで知名度もある田口は重宝されているんです。田口もアイドル活動以外の仕事を探しているので利害関係が一致しています。今後はイベントにもどんどん出演して、麻雀とポーカーのプロとして食べていくのかもしれません」(前出・芸能ライター)
意外な仕事を見つけたものだ。
(渡邊伸明)