「身体能力が突出」清野菜名の“キングダム”アクションが、あの原泰久氏をうならせた

7月15日に公開された映画「キングダム2 遥かなる大地へ」が、公開わずか10日間で興行収入22億円を突破。なかでも女優・清野菜名が演じる羌カイ(やまいだれに鬼)の演技に、絶賛する声が寄せられている。

 この映画は、累計発行部数9000万部を超える人気漫画が原作。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を夢見る少年・信(山崎賢人)の活躍を描くアクション巨編。2019年に公開された前作は、興行収入57.3億円を記録する大ヒット作となった。第2弾から登場する清野演じる羌カイは、“巫舞”と呼ばれる人並み外れた動きで相手を圧倒する伝説の暗殺一族の出身で、信たちとともに闘う謎の剣士を演じている。

「この役を演じるにあたり、撮影の半年以上前からトレーニングを開始。常に剣を振っていたため右肩が左肩の倍くらい大きくなり、今作を観た原作者で脚本にも参加した原泰久氏は『清野菜名さんは身体能力と運動センスが突出していて、その面だけでも清野さんでなければ演じられなかった』とコメント。さらに脚本を手掛けた黒岩勉氏もアクションはもとより、『とてつもなく重い過去を背負っている人物ですが、それがにじみ出ている清野さんのたたずまいに魅了された』と、高く評価していました」(映画誌ライター)

 清野は、映画「バイオハザード」で主演を務める女優・ミラ・ジョヴォヴィッチに憧れてアクションに目覚めると、2014年に公開された映画「TOKYO TRIVE」でヒロイン役を射止め、華麗なアクションを披露。翌年、「東京無国籍少女」で映画初主演。2020年の冬季ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)で横浜流星とともにW主演を飾り、アクロバティックなアクションを披露して、驚きの声が上がっている。

「今やドラマ『精霊の守り人』(NHK)や『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)で並外れたアクションを披露した綾瀬はるかを始め、映画『アイアムアヒーロー』の長澤まさみ、映画『るろうに剣心』の土屋太鳳など、アクションは大物女優のたしなみのひとつ。今作で改めて異次元のアクションを披露して、今後はGP帯の主演女優としても大いに注目されそうです」(エンタメ誌ライター)

「キングダム」シリーズは、今後も続編が公開される予定。もはや清野のアクションは、他の追従を許さない?

(窪田史朗)

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