元SMAPのメンバーらと共演する機会が少ないのは、木村拓哉と会いすぎているから? お笑いタレント・明石家さんまが、中居正広、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎との距離感について言及した。
7月30日放送の「第11回 明石家紅白!」(NHK)で、香取を歌手としてゲストに迎え、7年ぶりのトークが実現したさんま。8月6日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)では、今後もSMAPメンバーと共演してほしいと願う声がリスナーから寄せられ、「ほんま、慎吾ちゃんなんか、気を遣って。『いいんですか、僕で』って」と共演時のやり取りを明かした。
さんまは、「新しい地図」の3人、香取、草なぎ、稲垣と現在も共演する機会の多いお笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきに対し、「慎吾ちゃんになんか協力できるようだったら言うてや。俺の力、そんなにないけども、なんか(SMAPが)離れ離れになってしもうたから、できることあったら言うてね」と伝えてあると告白。
1995年から2015年まではクリスマス特番「さんま&SMAP! 美女と野獣のクリスマススペシャル」(日本テレビ系)で長く共演していたが、2016年の解散後は木村以外のメンバーから「なんか気を遣われて」と距離感を覚えるというさんま。「俺、SMAP全体と仲よかったからね。番組ずっとやってたから」「だから、SMAPのメンバーに会いたいとかはあるんですけど、中居も全然会ってないんですよ。なんかの気遣いなのか。草なぎくんと吾郎ちゃんにも会ってないんですけどね。木村に会いすぎてるから、みんな気遣うのかなぁ? そんな気遣いいらんのに。同じ仲間やしね。ともに来た戦友たちやからな」と吐露。正月恒例の「さんタク」(フジテレビ系)で共演する木村以外とは疎遠になってしまっているようだ。
「さんまの言葉に対し、SMAPファンからは『よくそんなことが言えるな』『無責任な発言』とのツッコミが相次ぐことに。というのも、SMAPがメンバー内の分裂疑惑報道や解散騒動に揺れていた真っ只中の2016年8月放送『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、さんまは共演者から『中居派かキムタク派か、どっちなんですか?』と聞かれると、『派閥でいくと、はっきり言うわ。俺、木村派や』と断言。さらに、解散の真相についても、当時は木村と香取の対立が激化していたとの報道が盛んに取り沙汰されていましたが、さんまは『(週刊誌の記事通りで)ほぼ間違いないと思うよ』とぶっちゃけ。
影響力が大きいさんまのこれらの発言はファンからひんしゅくを買い、今回の“木村以外のメンバーから気を遣われる”とのコメントにも、『さんまさん自身が木村派と言ってるから、元SMAPのほかのメンバーからしたら、気を遣うというか差別された側だから会いたくはないでしょう』『あの言葉は本当に消せない』『溝を作ってしまったのはさんまさんの発言に原因があったように感じます。ほかのメンバーと仲よくしたい気持ちがあったなら、ゴタゴタの真っ只中に“俺は木村派”みたいなことを公の場で発するべきではなかったのでは』などの苦言が集まっています」(女性誌ライター)
SMAPファンにとって、さんまの「SMAP全体と仲よかった」発言には、どこかモヤッとした感情を抱いてしまうのも致し方ないだろう。
(木村慎吾)