事務所が猛プッシュしている「なにわ男子」リーダーの大橋和也主演ドラマ通称「消し好き」こと「消しゴムをくれた女子を好きになった。」(日本テレビ系)。武田玲奈はここで、主人公の福田悠(大橋)が大学に進学して初めてできた恋人・水野一美を演じている。8月22日深夜放送の第6話ではキスシーンがしっかり展開されたため、ネット上には大橋ファンからの「まさか2回もキスするとは」「妙にリアルなキスシーンで胸がギュッとなった」「想像していたより長時間のキスシーンだったから悲しくなった」といった嘆きの声が続出した。
このドラマは実話をもとにした青春ラブストーリーで、FUKUDA(W)氏による同名小説が原作。福田は中学2年生の時、シャーペンの芯を分けてあげた同級生の伊藤さとみ(福地桃子)が、お返しとして半分に切った消しゴムをくれたことをきっかけに始まる13年間の物語が、福田の視点で描かれている。原作では同じ大学に通う恋人ができ、チェリーボーイを卒業することが描かれていたため、大橋ファンは「覚悟」していたようだが、それでも厳しかったようだ。
「しかし、ドラマファンの間では、武田の好演に称賛の声があがっています。武田は今年1月期に放送された『おいハンサム!!』(フジテレビ系)で自称漫画家のヒモ同然の恋人と別れ、エリートサラリーマンの新恋人と交際を始め結婚寸前で元カレとよりを戻すOL・美香を演じて、女性ファンが激増。その頃から武田は、『男が考える、恋人にするのにちょうどいい不幸感がある』『男から見て自分が救ってあげられそうなほんの少しの不幸感が魅力』などと指摘されていたんです。それが『消し好き』ではまさに、心の中に中学時代から片思いしている別の女がいる福田と、そうとは知らずに交際をスタートさせる少しだけ不幸な女・一美を演じているので、実によく似合っていると言われているんです」(テレビ誌ライター)
原作から大幅な変更はされないだろうと言われている「消し好き」。武田演じる一美と大橋演じる福田の恋の行方を見守りたい。