パソコンやインターネットが発達し、デスクワークが主流になった現代人にとって、毎日の運動不足は深刻な問題だ。少しでも健康やダイエットに関心のある人であれば、運動不足を自覚し、何かしら対策を行っていることだろう。現に、インターワイヤードが行った調査では、40代女性の90%が運動不足を感じているというのだ。
しかし、そうは言っても「運動する機会がない」もしくは「続かない」という女性は実に多い。だが、そんなダイエットに迫られる女性たちにとって、耳寄りな方法があるという。それが、体の5つの部位を刺激して、体質を改善することである。
体には、押したり刺激したりするだけで痩せる効果が期待できるいくつかの場所がある。例えば耳のツボ、肩甲骨、骨盤、ふくらはぎ、足の裏などがソレだ。以下、その詳細を説明していこう。
耳ツボ:耳の前方、顔側にある尖った出っ張りの下方のくぼみにある「飢点(きてん)」を刺激すると過剰な食欲が収まる。
肩甲骨:「褐色脂肪細胞」と呼ばれる脂肪の燃焼を助ける細胞が集中しているため、刺激すると代謝がアップ
骨盤:デスクワークで凝り固まった骨盤をほぐすと、姿勢改善や代謝がアップ
ふくらはぎ:第二の心臓といわれるふくらはぎの血液や、リンパの循環をよくすると代謝アップ
足の裏:むくみに効くツボを押すと美脚効果が。血行促進効果で代謝もアップ。
代謝をアップさせるツボが多いが、そもそも代謝の高い人は寝ているだけでもカロリーが消費される。したがって、年齢とともに代謝率が下がったカラダをこうして上げることは、それだけで”痩せ体質”に変わることができるのだ。
仕事の合間に、食事の前、就寝前に、ぜひトライしてみてはいかがだろうか。