9月4日放送のラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM)にて、木村拓哉が日本武道館の歴史において、最も多忙な1日を振り返り、後輩を卒倒させた。
この日は、ジャニーズグループ、King & Princeの神宮寺勇太、高橋海人がゲストで登場。番組では2人が「King & Prince ARENA TOUR 2022 ~Made in~」で全国を回っている真っ只中であることが紹介された。
8月21日に大阪での公演を終え、次なる舞台は神奈川・横浜アリーナ。9月16日~19日の4日間で7つの公演が予定されていることを知ると、木村は思わず「7公演!? 4日で? 計算がおかしいよね?」「できねぇもん、普通。4日で7公演ですからね」と指摘。キンプリの圧倒的な人気ぶりに驚かされた様子だった。
しかし、SMAPも負けてはいない。神宮寺と高橋から、「木村さんは昔、2公演とかやられてたりしなかったですか?」と質問された木村が、「昔はやりました。昔は6公演を1日で」と答えると、2人は絶句。木村は当時のタイムスケジュールを「学校の時間割みたいな感じ」と表現し、「9時45分くらいがスタートで、1回目終わって、2回目終わって、3回目終わって、4回目終わって、5回目終わって、6回目終わって、(次の仕事のために)即出して大阪に移動してました」と、怒涛の多忙さを振り返った。
「木村が振り返っていたのは、1994年1月1日に日本武道館ライブのことでしょう。後に“伝説のライブ”と呼ばれ、1日で6公演という数字は日本武道館の歴史上、最も多い記録となっています。早朝から1時間半のステージを2時間置きに繰り返していくというハードさで、ネット上では、当時を知るファンから『うん、これ、4回入った』『ファンもやせるレベルよ』『あの時の頑張りは私に勇気と頑張る力を与えてくれた』といった声も聞かれました。 ジャニーズの顔となりつつあるキンプリの多忙さも十分“計算がおかしい”レベルですが、やはり国民的アイドルグループだったSMAPはそれ以上にヤバいスケジュールをこなしていたようです」(テレビ誌ライター)
人気アイドルとしてのあり得ない働きぶりについて会話が盛り上がる中、高橋が「まだ体力があるうちは頑張りたい」と意気込みを語ると、木村は「当たり前だよ!」と激励。SMAPの全盛期を知る木村からの、厳しくも温かいキンプリへのエールとなった。
(木村慎吾)