8月7日放送のラジオ番組「BAY STORM」で、嵐の二宮和也が意外な事実を明らかにした。
「同番組は、二宮がパーソナリティーを務めるベイエフエムのバラエティー番組で、かれこれ14年続いている。嵐の中でも変人で知られる二宮の一風変わった切り口の考え方が前面に押し出されており、二宮独特のゆる~いコメント、メンバーの裏情報が聞きたくてチェックしているファンが少なくない」(芸能記者)
例えば、しょっぱなはこんな感じだった。未体験のことを聞かれ、「アウトドア全般、スキューバにスカイダイビング、一人旅もしたことがない」と即答。その理由は「自分にとって意味のないことはしない。未体験のことに対する憧れもないから、やらないことに対する後悔も感じない」というものだった。興味のないことはバッサリ切り捨て、考えることすらしない。何ともみごとな合理主義ではないか。
この日、二宮ファンが日頃ずっと疑問に感じていた謎がついに明らかになった。それはレギュラー番組「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)の全国津々浦々のグルメを賭けて出題されるクイズコーナーで、なぜか二宮だけが負け知らず、毎回おいしいものにありついているという話だった。
このコーナーでは最後まで負け残った1人は何も食べられないのがお約束になっている。リスナーは「現金をかけてのクイズで二宮が負けなしなら理解できるが、食べ物に興味がないのになぜあんなに強いのか」と不思議に思っていたようだ。
ファンが疑問に思うのも無理はない。二宮は自他ともに認める超偏食家なのだ。
「高級な食べ物がダメで庶民的なものならOKだとか。高級焼肉で嘔吐し、貝類はもれなくあたり、生臭さが嫌で生ものもダメ。好物はハンバーグともんじゃ焼き。自宅では出前一辺倒で、メニューも定番のものしか食べない。いったん決めたことを必ず守る凝り性のため、撮影初日にメロンパンを食べたときは、好きでもないのにその後も朝食にメロンパンを食べ続けたという」(芸能ライター)
番組では「食べ物がモチベーションになってクイズに正解しているわけではない」そうで、「大きな声で叫びたい」だけだという。そのため、「1問目で食べられないものが出てきたら解答せず、2問目で食べられないものが出たら解答し、1問目の正解者に食べてもらう」腹積もり。つまり、ご褒美のグルメに心を動かされることはなく、大声を張り上げ、クイズに正解することが何よりの楽しみなようだ。
このコーナー、お預けをくらったままのメンバーが必ず出るため、不公平すぎるとファンにはなはだ評判が悪い。食べたくないものを食べさせられる二宮のようなメンバーもいる。企画を再考すべきという声が高まりそうだ。
(塩勢知央)