過去にクラブで接客にあたった女性への性加害報道で“降板ドミノ”に陥っている俳優・香川照之の復帰時期について9月13日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によると香川は性加害報道によって10月スタートの山崎賢人主演の日曜劇場「アトムの童」(TBS系)の降板を決定したが、“降板ドミノ”はそろそろひと休みだという。
その理由は、在京キー局関係者の証言として業界的に完全に「香川ノー」と突き放すわけにはいかないからだという。香川の過去の出演作は多数あり、優良コンテンツも多すぎるといい、そこに“大人の事情”が働くというのだ。
例えば、香川は「龍馬伝」などNHK大河ドラマに6作ほど出演してきた。主演ではないがいずれも重要な役どころで、世間に許してもらい、復帰しないことには再放送など“二次利用”がしにくいのだ。
ネット上では同記事について、《リアルタイムで顔を見るCMやMCは仕方ないが、出演した映画やドラマの再放送は許容されてもいいと思う》《香川さんの演技は素晴らしいからプライベートのことは気にしてません》《香川さんが関わった作品をなくしてほしくない》などと同調する意見が多数あがっている。
「ニュースサイト『週刊女性PRIME』でも香川についての記事を同日配信。降板ラッシュが続く中、香川とCM契約をしている“キンチョー”の愛称で知られる『大日本除虫菊株式会社』だけが契約解除せずに検討中のままにしているとのこと。同じく歌舞伎の興行主・松竹も香川の今後の出演について『準備が整い次第、順次発表してまいります』としており、見放していないというものでした。やったことは許されるものではないにしろ、香川の周囲はネットも含めて総スカンというわけではないようです」(芸能記者)
案外、復帰は早いのかもしれない。
(柏原廉)