元V6で唯一の独身といえば三宅健。10代のデビューからさほど変わらない容貌と透き通る白い肌から、「奇跡のおじさん」と呼ばれて久しい。現在43歳。11月25日には、初のソロ写真集「才色健美」を発売する。
太る・痩せる、肌荒れや整形疑惑などと無縁でここまできており、ボディメンテナンスに細心の注意を払っている三宅。自他ともに認める神経質かつ潔癖症になったため、30代後半からさかんに「結婚に向いていない男」と口にする。とかく気になるのは、「水」だとか。
「友だちを自宅に招くことが嫌いではないのですが、飲みものの水滴が気になって仕方がないそう。テーブル以外の場所に飲みものを置かれると、『あー、水滴が付いちゃう』と思ってしまい、ずっと目で追ってしまう。それを口に出すと、『三宅くん、結婚できないね』と友人から何度も言われたそうです」(アイドル誌ライター)
入浴後は水滴を残さないように隅から隅までピカピカに掃除。浴室では、ピンクの水カビを見たことがない。同じタオルは不衛生で使えない。キッチンペーパーは家に山ほどあり、目につく水滴を拭き取るのが習癖だ。
さらに意識しているのは、美肌。白湯を飲むのはもはや常識で、ひとり住まいのマンションの遮光カーテンは、UV効果がもっとも高い1級がマスト。レースのカーテンは、紫外線70%の遮断。室内にはお気に入りの絵画を何枚も飾るアート好きのため、その紙焼けも気にした予防策に抜かりがない。日焼け予防は女性並みのため、窓の開閉さえ敏感だ。
「洗顔は泡で優しく、ぬるま湯で。拭くときはこすらず、摩擦を避けます。基礎化粧品は3カ月ごとに種類を変えて、ボディクリームで全身の保湿も忘れません。加湿器は5台、除湿機は6台で部屋の温度は55%~60%をキープ。お肌の曲がり角にさしかかった30代から、女優さながらの生活になりました」(前出・アイドル誌ライター)
夏場のマストアイテムは日傘。その徹底管理がついに美容業界を動かすことになり、現在は湘南美容クリニック「男性美容医療」のCMキャラクターに就任。クリニック系CMにジャニーズアーティストが起用されるのは初だ。
保湿、睡眠、食事では自己ノルマが豊富。おじさんの美意識はとどまるところを知らないようだ。
(北村ともこ)