元モノマネ芸人でクリエイターのおかもとまりが9月14日、たかまつななのYouTubeチャンネルにゲスト出演。そこでのトーク内容が大反響を呼んでいるようだ。
お笑い芸人でありながら、慶應義塾大学で非常勤講師を務めるたかまつは、自らを時事ユーチューバーと名乗り社会問題に特化した動画を投稿している。
「これまでも、EXIT・りんたろー。と高齢化社会と介護をテーマに語ったものや、たんぽぽ・白鳥といじめについてを話し合った動画が話題となっています」(芸能ライター)
おかもとと言えば、広末涼子のモノマネなどでブレイクし、その明るいキャラクターはイジメなどとは無縁に思えるが、今回はどのような内容だったのか。動画を見て衝撃を受けたというYouTubeライターがこう語る。
「冒頭から、テレビで活躍していた頃と変わらぬ可愛らしい笑顔で登場したおかもとでしたが、トークの内容は自死未遂の後、精神科病棟に入院したという、その外見からは全く想像のつかないヘビーなものでした。入院中は携帯も触れなかったため、やっと携帯を見ることができた時に仕事のクレームが来ていたことから、LINEのネーム部分に『すみません、入院中です』と入れたそうです。すると、その後すぐに事務所の先輩だった芸人・松村邦洋からLINEがあり、そこには『こつこつ馬鹿になってね』と一言書いてあり、この言葉に救われたのだとか」
最後に視聴者に向け、「心が疲れちゃってちょっと病気になる事は何も悪くない」と、メッセージを送っていたおかもとには、視聴者から「こんな綺麗な人でもみんな悩みがあり生きづらさを抱えて生きているんですね」「天才カウンセラー松村邦洋さんのひと言は、おかもとまりさん対してだけではなく、キラーフレーズですね」「このタイミングで、この動画に出会えて良かったです」と、たくさんの温かいコメントが寄せられている。
退院後の現在は、自死防止の講演会やYouTubeアニメ「ウシガエルは、もうカエル」の制作やメイク動画の発信など多岐に渡り活動しているというおかもと。辛かった過去の経験を仕事に活かす姿に、視聴者も心打たれたことだろう。
(佐藤ちひろ)