俳優の木村拓哉主演のドラマ「教場」(フジテレビ系)が月9ドラマとして、来春帰ってくることが明らかになり、大きな話題となっている。
このドラマは、警察小説の新境地を切り開きベストセラーになった長岡弘樹氏の同名小説が原作。木村は白髪姿で警察学校の鬼教官を演じ2020年、2021年の新春スペシャルドラマとして登場。生徒役に豪華キャストが勢ぞろいして、大ヒットを記録した。
「フジテレビは昨秋木曜10時の枠で連ドラ化を狙っていましたが、木村サイドは新春スペシャル版をオンエアしたばかりだったことからこれを拒んだのだとか。しかし、今年4月期に放送された連ドラ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)がオリジナル脚本で挑んだにもかかわらず思ったよりも視聴率も伸びず。そこで新境地を開拓した『教場』の連ドラ化への出演を決意した模様です」(テレビ誌ライター)
木村が月9ドラマに帰ってくるのは、2012年10月期「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」以来とあって話題性も十分だ。
「木村は、今年11月に50歳を迎えます。来年1月には東映が設立70周年記念と銘打った制作費20億円の大作『THE LEGEND & BUTTERFLY』が公開され、その後も全編英語のイタリアで撮影された国際ドラマ『THE SWARM』(Hulu)で世界進出。さらに劇場版『教場』の公開も予定されるなど、アニバーサリーイヤーだけに失敗は許されません」(女性誌記者)
そんな中、主演映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」で織田信長を演じる木村が、11月6日に行われる「信長公騎馬武者行列」と併せて、映画の公開記念トークイベントに出演することが9月28日に明らかになった。
「木村は『私にとって織田信長は、特別惹かれる存在』とした上で『私自身、劇中で演じた人物に扮して、このようなイベントに参加するのは初めてなので、全力でお祭りを楽しみたい』とコメントしています。天下の木村拓哉が武者行列に参加。それだけでも木村サイドの必死さが伝わってきます」(前出・テレビ誌ライター)
アニバーサリーイヤーをどうやって乗り越えるのか。ジャニーズ事務所としても腕の見せどころのようだ。
(窪田史朗)