みなさんは、毎日朝食を取っていますか?
一般的に、朝食を取ると健康にもダイエットにも役立つといわれているので、積極的に食べている人も多いはず。そんな朝食ですが、たんぱく質を積極的に摂取することが推奨されています。なぜでしょうか。
睡眠コンサルタントである友野なおさんの著書「疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法」(セブン&アイ出版刊)では、質の高い睡眠を得るために、朝は積極的にたんぱく質を摂取することを勧めています。
一方、脂質が多い朝食はNG。それは、たんぱく質の吸収を遅らせ、消化もしにくいため、胃腸がフル稼働してしまうから。脂っこいから揚げなどの他、菓子パンなどもNGなんだとか。また、朝食は起きてから1時間以内に取るようにすると、体内時計が整うそうです。
早稲田大学教授の柴田重信さん、早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員の古谷彰子さん監修「食べる時間を変えるだけ! 知って得する時間栄養学」(宝島社刊)には、低たんぱく質の朝食グループに比べて、平均的にたんぱく質を摂取する朝食グループのほうが筋肉が肥大したと書かれています。たんぱく質と朝の運動は、協力的に作用する可能性が高いそうです。
睡眠のためにも、筋肉のためにも、朝食にはたんぱく質を摂取したいものですね。