俳優の小出恵介が10月4日、ニュースサイト「日刊SPA!」にインタビューで登場。空白の4年間について振り返った。
同記事によると9月30日公開の映画「Bridal, my Song」で約6年ぶりの主演を務めている小出。17年に不祥事を起こし芸能活動を休止。18年にアメリカに渡り、20年に活動を再開させた。
小出は当時を振り返り、「いちばん悩み深い時期でしたね。完全に自分の人生がピタッと止まってしまった」と吐露。10代後半からずっと仕事をしてきたため、大人になってから何もしない時間は初めてだったという。
俳優を辞めることも考えたことがあったが、それは一瞬で、アメリカに渡った時もやはり役者が好きだと再確認できたという。また、いろいろ作品を抱えていた状態でいきなり仕事がなくなってしまったため、それで悲しんだり傷ついたりした人への借りを返すという気持ちも原動力となったとか。お笑いタレントの明石家さんまや同年代の役者たちからの支えも俳優を辞められないという気持ちにさせてくれたという。
半分自分探し、半分逃げもあったアメリカ行きだったが、求めていた以上のものを得られたという小出。今後は「日本でも頑張っていきたいですし、アメリカの作品にも挑戦もしたい」と意欲を見せた。
ネットでは《自業自得。天狗になってたもんね》といった厳しい声も一部であったものの《彼は確かに度が過ぎたかもしれないけど、もう勘弁してあげたらいいと思う》《今思えば結構可哀想だったなと思う》など同情的な声も多かった。
「小出は17年に17歳女子高生との飲酒のほか体の関係を持ったとして写真週刊誌にスクープされ、無期限で活動休止。当時は批判一色でしたが、不祥事が報じられた直後、相手女性サイドから示談金を要求されていたことなども報じられ、当時から同情的な声は少なからずあったのです。結局すぐに示談は成立し、小出は書類送検されましたが不起訴に終わったため、同情的な声はより強まる結果になっています」(芸能記者)
20年には元所属事務所アミューズの大里洋吉会長の理解を得て、映画「女たち」にも出演を果たした小出。今回の主演映画がさらなる再起への大きなきっかけとなるか。
(柏原廉)