先日、長年の活動休止から再始動を宣言した歌手の中森明菜が、元恋人のマネージャーに活動を阻まれていることを10月4日発売の「女性自身」が報じた。
同誌によると明菜は8月30日にツイッターを通じて再始動を宣言。それに合わせて個人事務所「ファイス」から新たに立ち上げた個人事務所「HZ VILLAGE」に移籍したが、1カ月が経過してもなお今後の活動に関して新たな発表はなされていないどころか、早くも暗雲が垂れ込めているのだという。
その原因はファイスの代表でありマネージャーを務めていたA氏の存在。スポーツ紙記者の証言として、A氏は明菜の恋人とも報じられていたが、明菜は今回の事務所移籍に伴いA氏とは別れたという。
その理由について芸能関係者は、デビュー40周年を迎える今年こそ活動したいと考えていた明菜に対して、A氏はまったく動こうとしなかったことに明菜は不信感を募らせたことがきっかけだと証言。
しかし、そのことでA氏の存在が明菜の今後の活動について障壁になってしまったという。
音楽関係者の証言によると、所属事務所を移籍する際には前事務所から新事務所に権利関係を引き継ぐのが通例で、明菜側もA氏側に内容証明郵便を送ったというがA氏はこれを無視。交渉にも応じてくれないのだとか。
このことから過去の映像使用にも待ったがかけられている状態だといい、ファンクラブの運営権も譲渡されていないため、明菜側は正確な会員数すら把握できていない状態だという。
ネット上には《お気の毒すぎる》《男に翻弄され続けてるな明菜ちゃん》《才能も美貌も持ち合わせてるのに、どうしてこう上手くいかないかな》《元マネージャー、恋人の明菜ちゃんに対しての独占欲強すぎじゃない?》など明菜に対する同情の声が殺到している。
「同記事でも触れていますが、明菜は今年の『NHK紅白歌合戦』の出場も目指していると言われています。再始動宣言が出た後にもNHKは復帰のためのバックアップと『紅白』出場のための復帰計画を進行させているという報道が出ましたので、NHK側の期待値は相当高いはず。世論もほとんどが明菜支持ですし、このまま明菜とA氏の交渉を静観しているということはないのでは」(芸能記者)
年末までに事態を収束できればいいのだが。
(柏原廉)