初対面の人には、なるべくよい印象を持ってもらいたいですよね。しかし、恋愛においては、必ずしも第一印象はプラスのほうがいいとは限りません。ギャップが功をなすこともあるからです。そこで、「ゲインロス効果」という心理理論を応用した恋愛テクニックを紹介していきましょう。
■ゲインロス効果=ギャップ
ゲインロス効果とは、プラスとマイナスの差が大きいほど強く心に残るという心理効果のこと。ひとことでいえば“ギャップ”です。例えば、怖いイメージの人が人助けをすると、より称賛されるということがありますよね。このように、マイナスからスタートしたほうが、評価はプラスに傾きやすいのです。
■男はギャップでオチる?
そんなゲインロス効果を恋愛で応用するには、第一印象をうまく活用することがポイントです。「男はギャップでオチる」とよく聞くように、男性は意外性に惹かれるものです。あえて印象を悪くする必要はありませんが、初回と2回目でイメージを変えることを意識してみてください。
■意外性を演出するのがポイント
具体的には、2回目に会うときには髪をばっさり切ってみたり、服の印象をカジュアル系から色っぽく変えたりするのもいいでしょう。合コンなどで使えるテクニックとしては、気になる男性に出会ったら、まずは好みのタイプを聞き出します。そして、2回目に会うときに、そのタイプに変身しちゃうのです。
第一印象を操作するなんて、言葉にすると大変そうですよね。ですが、難しく考える必要はありません。男性に「あれ?」と少しでも意外性を与えられればOK。自分に合ったギャップをみつけて、次の出会いに生かしてみてくださいね。
卯花はる(うばなはる) 大学で心理学を学び、心理カウンセラーの資格を持つ。心理学を取り入れた独自の鑑定方法(深層心理タロット占い)でたくさんの恋愛相談に応えてきた。また、自らも遠距離恋愛を乗り越え結婚。現在は一児の母で、恋愛ライターとして多くの媒体で執筆中。