8月12日に放送されたテレビドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)第6話の視聴率が、3.8%だったことがわかった。同ドラマは金曜ドラマ枠において、過去最低の数字となった。
「近年、金曜22時台の作品は低視聴率を連発していましたが、それでも綾瀬はるか主演の『わたしを離さないで』は6%台、無名だった芳根京子主演の『表参道高校合唱部!』でも4%台でした。それが今回の『神の舌を持つ男』は、向井理や木村文乃、そして広末涼子などの有名俳優を揃えながら、歴代最低の3%台を記録してしまったのです」(テレビ誌記者)
そんな金曜ドラマの視聴率が発表された当日、ヒロインの木村が自身のインスタグラムで綴った文章が話題となった。
彼女はネガティブなコメントをしてくるインスタグラムユーザーに対して、「えっと、あのね誰が見るのも自由だけど誰に見て欲しいかも常に自由ではないと思う」「だから 下品なこととか性別的に不愉快な事を 書き続けるならしれっと追い出しますよっと」などと、ブロックを匂わせる発言で警告。これらの怒りは、低迷するドラマが影響している可能性があるという。
「現在、ドラマが低視聴率を記録していることで、ネットでは向井と木村が『川口春奈やAKIRAと並んで視聴率3%俳優になった』という厳しい声が飛び交っています。また作品の評価も『ギャグが笑えない』『舌出しがキモい』など散々な評価ですから、今後も数字が上がる兆しは見えません。そのため思うように結果が出ない現状にイライラして、心ない言葉を送ってくるアンチユーザーにも反応してしまった可能性があります」(前出・テレビ誌記者)
次回も裏番組やオリンピックの影響で、さらなる低視聴率を叩き出す可能性がある「神の舌を持つ男」。はたして今後、離れた視聴者を引き戻す術はあるのだろうか。
(森嶋時生)