ダンス&ボーカルグループ・TRFのDJ KOOが、同グループの全盛期を「めちゃめちゃバブリーでした」と振り返った。
TRFは、1993年に小室哲哉のプロデュースでデビューし、ミリオンヒットを連発。90年代の音楽シーンを牽引し、CD総売上枚数は驚異の2170万枚を誇る超人気グループだ。
その中で、KOOはリーダー兼DJとして異彩を放つと、「めちゃめちゃバブリー」だったという当時の豪快なエピソードを紹介。10月12日放送の「爆笑×伯山の刺さルール!」(テレビ朝日系)で、「値段を見て買い物をしたことがないです」と振り返ったKOOは、2ndシングル「EZ DO DANCE」のリリース時点で早くも“TRFバブル”を肌で感じたという。
同曲がカラオケで多くの人に歌われたことで、「なんか変わってきたぞっていうのは感じました」とし、「マンション買っちゃいました」と笑いながら回想。高級ブランド「エルメス」のショップでは「ここからここまでください」といった“爆買い”を楽しんだようで、25万円の中古車も2000万円のポルシェへとランクアップ。しかし、TRF以外に様々な人気グループのプロデュースや作詞、作曲を手掛けていた小室については、「もうケタ違いです。別次元の思考回路」だと語った。
KOOは、小室とロンドンでレコーディングをした際、「その後にちょっと何日か休みがあったんですけど、ロンドンのヒースロー空港で、(小室が)『僕、上海寄って買い物して帰るから』って。衝撃でしたね」とのやり取りを紹介。「新宿で買い物をして帰るのとは違いますから、ケタが。バッグを買うとか言ってましたけど、いっぱい持ってるんですよ、もうすでに。ショッピングがてら上海ってスゲーなって思いましたね」と笑った。
「さらに小室からは『KOOちゃんはチケットあげるからロスで遊んで帰れば?』と言われ、『チケット、はい!』とファーストクラスのチケットをもらったといいます。KOOはそんな豪快すぎる小室について、『自分とのギャップを感じた』と振り返っていましたが、ネット上では『KOOさんも十分凄いけど、小室哲哉氏の全盛期はデンジャラスな金遣いだったよね』『日本の音楽界で最も稼いだ人なんじゃないですか、小室さん』『TRFは確かに90年代を席巻していたので納得です』などの声が上がりました」(テレビ誌ライター)
天才音楽プロデューサーの稼ぎっぷりは尋常ではなかったようだ。
(木村慎吾)