Sexy Zoneの菊池風磨が8月16日に都内でソロ公演を開催し、アンコールにてSMAPの「BANG!BANG!バカンス!」を熱唱した。公演後の囲み会見では「僕自身もいろんな影響を受けた」とSMAPを大絶賛し、「その魂を受け継いでいくっていうのは大切にしたい」との決意で締めくくった。
これらの言葉が翌朝の情報番組で報じられるとジャニーズファンの間で瞬く間に話題になり、菊池の姿勢を応援する声が相次いでいた。だが、ジャニーズはそんな風潮をよしとしなかったようだ。テレビ誌のライターが状況を説明する。
「朝5時台の番組ではどの局も菊池の囲み取材を取り上げており、『その魂を受け継いでいく』という言葉もそのまま放送されていました。ところが、朝10時25分~の情報番組『PON!』(日本テレビ系)では、その場面が一切流されなかったのです。番組表では菊池がSMAPについて言及すると紹介されていたのですが、急きょ、囲み取材の場面をカットした可能性が大きいですね」
菊池の会見シーンをカットする必要に迫られるような重大事件が発生したわけでもなく、何らかの意図をもって編集したとも考えられるこの事態。この変更について芸能ライターはこう予測する。
「セクゾはもともとSMAPを手掛けていたI女史の派閥と言われるグループで、菊池はSMAPを巡る問題についても積極的に発言していました。しかしSMAPの解散も発表された今、菊池が自由に語ることも許されなくなったのでしょう。早朝の番組を見た事務所側が、『PON!』に対して会見シーンの使用禁止を言い渡した可能性も考えられます」
今回はまだ早朝の番組で菊池のコメントが流されたが、今後は会見シーンの放送自体が禁止になってしまう恐れもある。それは決してファンのためとは言えない措置ではないだろうか。
(金田麻有)