モデルでタレントのゆきぽよが10月23日に公開されたYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」内の動画に出演。芸能界に増えつつある「エセギャル」について言及した。
経済学者・成田悠輔氏と、2ちゃんねる開設者・ひろゆき氏がMCを担当する同チャンネル。この日のゲストは「例のあの時以来、テレ東初」というゆきぽよで、昨年1月に報じられた“黒い交際”にまつわるスキャンダルについても話題に。ゆきぽよは、彼女の自宅を出入りしていた知人男性が法律違反の薬物使用の疑いで逮捕されたとして、芸能活動休止に追い込まれていた。
ゆきぽよ自身は警察の調べで“シロ”が確定していたため、ひろゆき氏からは同情の言葉もあったが、ゆきぽよは「代わりがいっぱいいたんで。こういうタレントって少しでも悪いイメージが付くと、下の代のクリーンなギャルのほうが使いやすいと思うんですよ。でも、このままいくと業界のギャルが“エセギャル”になっていくとは思いますね」と語った。
ひろゆき氏から「エセギャル」を演じるタレントの名前を聞かれるも、「いっぱいいますけど、言いませんよ!」とゆきぽよ。続けて、「見た目だけのギャルの子って、バカなフリして、ずっと真面目なんですね。いつも後先のことばかり考えていて、ギャルのマインドである“今を楽しむ”ってことを忘れてると思いますね」と、“エセギャル”への不満も述べた。
「現在、ゆきぽよの空いた席に滑り込んだバラエティ番組のギャル枠といえば、タイミング的にゆうちゃみでしょうか。ほかには生見愛瑠、そして、かねてよりゆきぽよのライバル的存在だった“みちょぱ”こと池田美優あたりが“ギャル系”として挙げられます。彼女らはゆきぽよの指摘するように、ギャル特有の無鉄砲さや軽はずみな言動は少なく、炎上を巧みに回避できているような印象です。
ゆきぽよにとっては、本来のギャル像とは変わりつつある現代のギャルに対して複雑な思いがあるようですが、ネット上では『そもそもギャルに本物とかエセとか求めてない』『ヤバい交友がある本物のギャルより、安全で真面目ななんちゃってギャルのほうがいいでしょ』などの指摘や、『とりあえずゆきぽよがみちょぱを敵対視してるのだけはわかった』『みちょぱにポジション取られたのが相当悔しいんでしょう』とする書き込みもありました」(テレビ誌ライター)
先の報道により、仕事量がピーク時の10分の1にまで激減したというゆきぽよ。“エセギャル”への不満は負け惜しみと解釈されてしまったようだ。
(木村慎吾)