“イケメン俳優”に違和感?横浜流星が明かした「ドラマより映画俳優」の本音

 10月28日放送の「ANOTHER SKY」(日本テレビ系)に、俳優の横浜流星が出演。番組内で漏らしたひと言に反響が寄せられている。

 3年ぶりに同番組に出演した横浜だが、今回はフランス・パリを巡り、国立パリオペラ座バレエ団にアジア人として初めて所属したバレエダンサー・藤井美帆と対談。オペラ座の舞台では「生き方に嘘がつけない」という藤井に横浜は同調しつつ、「主演とかをやらせてもらう機会はあるんですけど、自分からしたら『まだ早い』って思ってます。まだ脇とか、先輩方と一緒にお芝居をさせてもらって、ちゃんと力を蓄えてから主演をやりたいなって」と謙虚な姿勢を見せていた。

 そんな横浜は、“イケメン俳優”と呼ばれることに違和感があると告白。「ありがたいことですけど、いつまでもそこにいられないなっていう。ちゃんと“映画人”として認めてもらう。生きていくうえでは、考えていかないといけないなってところに来ていると思います」と語った。

 横浜は2012年に「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)でテレビデビュー。2019年の「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で演じたピンク髪の“ユリユリ”こと由利匡平を好演したことで大ブレイクした。今年は「嘘喰い」「アキラとあきら」「僕は、線を描く」と3本の主演映画とメインキャストを演じた映画「流浪の月」が公開されている。

「横浜のキャスティングは、やはり“イケメン枠”として期待されている部分が大きいのは事実。しかし今回のトークにて、ドラマよりも映画俳優になりたい気持ちが強いことがわかり、驚いたファンも多かったようです。かつて、西島秀俊もアイドル路線で売ろうとする事務所の方針に反発。もともと映画志望だったことから、このままテレビ俳優にされてしまうと危惧したことで退所を決意し、『民放ドラマ5年間出演禁止』という条件で事務所を移籍したことがありました。横浜も似たようなメンタリティなのかもしれません」(芸能ライター)

 来年も「ヴィレッジ」「春に散る」と2本の主演映画が公開を控えている横浜。イケメン俳優から演技派俳優と呼ばれる分岐点となるかもしれない。

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