グッチ、ルイヴィトン、ヴェルサーチ、シャネルにイヴ・サンローランなど、全世界の女性たちの憧れでもある、ありとあらゆるブランドの広告塔になってきたイギリスのトップモデル、ケイト・モス(41)。イギリスで最も資産のある女性99位にも入るなど、何不自由なく暮らせる立場のはずだが、そんな彼女でも思いどおりいかないことがある。
それはなんと、犬である。破局が伝えられた「ザ・キルズ」のジェイミー・ヒンス(46)との間で飼っていた、愛犬の親権を争うことになりそうなのだ。
ケイトは、ジェイミーがイタリアで引き取ってきたスタッフォードシャー・ブル・テリアの交配種である“アーチー”という愛犬を、娘のリラ同様に溺愛していると関係者はコメントしている。そしてたとえ離婚したあとでも、アーチーを自身の元で飼うことを熱く希望しているという。ある関係者は「離婚問題は友好的に進んでいますが、アーチーの件だけはかなり難しくて、双方とも解決策が見いだせないんです」と語っている。
アーチーはジェイミーの所有物であるものの、体を洗うのは常にケイト、プレゼントもあげたりしていたと主張している。関係者も「アーチーのアクセサリーなどにかなり大金をつぎ込んでいます」と続けている。
一方のジェイミーも以前、ツアーで長期間家を離れる際には電話でアーチーの様子をうかがっていたと明かしている。「あの子がどうしてるか、ケイトから随時報告を得ているんだ」「あの子は本当にいい子でね。電話越しに話したりもするんだよ」「あの子はイタリアの奥深く、荒れ果てた田舎町から来たんだ。かなり野性的だったんだよ。でもあの子は俺を必要としていたから引き取ったんだ」などなど。
「なぜ離婚か!?」より、犬をどうするかが大問題。遠い島国の日本の我々には、なんと優雅な人たちだとため息すら出そうな話だ。ちなみに、アーチーはどちらに転んでも悠々自適に生きていけることだろう。