ジャニーズの7人組グループ「Travis Japan」が、10月28日に配信シングル「JUST DANCE!」で世界デビューを果たした。従来のようなデビューの形ではなかっただけに、今一つ盛り上がりに欠けた感はあったが、それ以上に滝沢秀明副社長が退社したことへの影響が危惧されている。
今年3月からロサンゼルスに留学したトラジャ。アメリカの人気オーディション番組「America’s Got Talent」に出演し、アメリカのキャピタル・レコードよりデビューするという運びとなった。
「留学を発表した際にはタッキーが『デビューを約束するものではない』などとコメントしていたことからわかるように、トラジャは“滝沢案件”でした。時折、滝沢副社長はロスへも足を運び、彼らの様子をうかがっていたとも言われていますが、可愛がっていたことは事実です」(芸能関係者)
その滝沢副社長の退社は、トラジャにとっては“育ての親”がいなくなったようなもの。
「そもそも“海外で活躍できるタレント”を夢に持っていたのは先代のジャニー喜多川氏であり、その後継者である滝沢氏です。滝沢氏がいなくなった今、他の幹部に先代と同じ夢を持っている人がどれだけいるか、トラジャにどれだけの興味を持っているのかはかなり未知数。下手をすればそのまま放置されてしまう可能性もあるでしょうね」(芸能プロダクション関係者)
デビューしたはいいが…ということになりかねないだけに、メンバーも心中穏やかではないだろう。