年末の「NHK紅白歌合戦」への出場が注目されている中森明菜に意外な声があがった。
11月11日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX系)でのこと。この日は保阪尚希をゲストに招き、俳優業から通販業へと軸足を移した理由などトークを展開。和やかに番組が終わるかと思われていた最後の最後に、アシスタントを務めるミッツ・マングローブが「あたし、絶対忘れられないのは93年のね、『サンテミリオン殺人事件』っていう特番、ありましたよね」と質問。これは1993年1月4日放送の中森明菜主演の単発ドラマ「悪女IIサンテミリオン殺人事件」(フジテレビ系)のことで、保阪は中森の年下恋人役で出演しているのだ。
続けてミッツが、「あれで中森明菜さんが上半身マッパになって最後こうやって保阪さんをぶわっと刺すシーンがあるんですよ」と視聴者に説明。補足すると、中森と保阪は濃密なベッドシーンを演じ、その途中で中森は枕の下に隠してあったナイフを取り出し、保阪に騎乗しながら覆いかぶさるようにして殺害。画面には中森の一糸まとわぬ背中が映し出されるのだ。そのためミッツは「見てるってことですよね?」と、中森の上半身マッパを正面下から見ていたであろう保阪に質問。すると保阪は「見てますよ」とあっさり即答。「明菜ぁ~っ!」とミッツが叫ぶと、保阪はそれを受けて「ちなみにスタッフも(撮影現場の部屋に)入れなかったですから。カメラマンがカメラだけ置いて撮影しました」と当時の様子を告白。MCの垣花正アナが「じゃあ、保阪さんだけが?」と聞き返すと、保阪は「はい」とまたも即答。ミッツは「聞きたい!」と食いついたが、時間切れで番組終了となった。
「中森ファンを公言しているミッツならではの素晴らしい質問だったと思います。興奮気味のミッツや垣花アナと、終始ケロリとした様子で話す保阪とのコントラストが見事でした」(テレビ誌ライター)
ファンの間では「もう1度見たい中森が出演するドラマ」として有名な「悪女IIサンテミリオン殺人事件」。再放送すれば確実に視聴率が獲得できるドラマだろう。