2006年10月に森山良子の長女・奈歩と結婚し、芸能人一家である「森山ファミリー」のメンバーとなったお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明。妻・奈歩のことを「ブス」と呼び、義弟である森山直太朗が大ヒット曲となった「さくら」を制作していた頃には、「そんなの売れねえよ」と言い放ち、PV出演の依頼に対しても「こんなダサイ曲、売れるわけない」という理由から断ったというエピソードを持つ。森山ファミリーに新加入した小木は臆することなく我が道を行き、だからこそ森山ファミリーに受け入れられたのではないだろうか。
これまでも「エモーショナル良子」と呼び、義母・良子に関するさまざまな逸話を語ってきた小木だが、中でも良子が作る「アメリカの刑務所で出てくるヤツみたいなチリビーンズ」が話題になっているようだ。
小木が良子の料理の腕前に初めて言及したのは2018年11月1日放送の「ぐるナイSP」(日本テレビ系)でのことだった。
良子がチリビーンズをよく作ると明かし、「アメリカの刑務所で出てくるヤツ」と小木ならではの毒舌ユーモアを交えてチリビーンズとは何かを説明。その後「正直まずいのよ。(良子の)父親が日系のアメリカ人で。だからあっちの味を再現しようとする。本場の刑務所の味を」と畳みかけたため、当時はネット上で「小木、言い過ぎ」「ひどい」といった声が続出した。
小木が水曜レギュラー出演している11月16日放送の「ポップUP!「(フジテレビ系)に料理愛好家の平野レミがゲスト出演した時には、良子が作る「アメリカの刑務所で出てくるヤツみたいなチリビーンズ」と表現を微妙に変化させながら、またしてもチリビーンズを話題にした。
「小木は『味が濃くてまずい』から、良子に料理を教えてやってくれと平野に頼んだんです。そのためネット上では『以前にも小木は良子さんが作るチリビーンズのことを話していたよね?』と思い出した人が少なくなく、さらには『そこまで印象的なチリビーンズを食べてみたい』『何年経っても味付けが濃いままの良子さんのチリビーンズに挑戦してみたい』といった声があがりました」(女性誌記者)
どれだけ傍若無人な言動をしても、森山ファミリーと良好な関係を維持できている小木。うらやむ視聴者も多いことだろう。