お笑いコンビ・日本エレキテル連合の中野聡子が子宮頸がんを患っていることを所属事務所「タイタン」のHPを通じて11月17日に公表。12月16~18日に開催予定だった単独ライブ「日本エレキテル連合の坊っちゃん」を中止し、治療に専念する模様だ。
日本エレキテル連合は、相方・橋本小雪が扮する白塗りの未亡人・朱美ちゃんの「ダメよ~、ダメダメ」のネタがウケてブレイク。14年の「新語・流行語大賞」で年間大賞に選出された。
一時はテレビで観ない日がないというほど多忙を極め、20年3月に亡くなった志村けんさんと番組共演の際に「ダメよ~、ダメダメ」のネタに飽きたと吐露。志村さんは「アイ~ン」など長きに渡って愛されるギャグがいくつもあるため、説教を受けるという笑いを誘うやり取りも見せた。
「ひと頃に比べれば人気にかげりが見えたかに思える彼女たちですが、YouTubeチャンネル〈日本エレキテル連合の感電パラレル〉の登録者数は15.8万人を数えます。開設はブレイク前の13年で、その頃からコアなファンをつかんできました。がんを発表した17日にも『伝説の艶系深夜番組』という意味のタイトルでコントを披露。丸くて大きいサングラスをかけ、口髭をたくわえた怪しさ全開のサブカルタレントに扮して中野は出演。『こんな動画あげてる場合じゃないだろ!』とツッコむファンの声もありました」(ネットウォッチャー)
女性特有のがんの中でも、子宮頸がんは乳がん、子宮体がん、卵巣がんに次いで多いとされており、近年は20代から発症するケースも多く、若年化の傾向もあるようだ。
一日も早く快復してほしいものだ。
(所ひで/YouTubeライター)