初回視聴率が11.6%と好発進した高島礼子主演ドラマ「女たちの特捜最前線」(テレビ朝日系)。しかし、ドラマ撮影中だった6月24日には、高島の元夫の高知東生被告が法律違反の薬物使用と所持で逮捕。そして、8月25日の最終回を前に、主要キャストの高畑淳子の息子・高畑裕太が性的暴行で逮捕されてしまった。
高知被告が逮捕された際には、即刻、打ち切りの可能性もあったが、全8話から2話削られ、全6話に。裕太逮捕も、最終回の前々日の23日だったため、そのまま放送された。
しかし、今回の裕太逮捕には、テレビ朝日も制作会社も無念だったに違いない。
「『女たち~』は、『土曜ワイド劇場』の2時間ドラマから始まりました。そのときの視聴率が12.4%と良かったので、連ドラ昇格となりました。これは『相棒』のパターンと同じです。つまり『女たち~』もシリーズ化される可能性はありました。ですが、高知逮捕に続き裕太逮捕とケチがついてしまった。しかも物語の舞台は警察ですからね。もう、このドラマが制作されることはないでしょう」(芸能ライター)
「女たち~」は、中年女性が活躍する数少ないドラマで中高年層から支持されていただけに、制作スタッフだけでなくガッカリしている視聴者も少なくないだろう。