「今大会ベストゲーム」「これぞワールドカップ」など、ストレスの溜まるだけだった日本代表のコスタリカ戦より「断然面白かった」と日本のサッカーファンまでもが絶賛したのが、11月28日に行われた「韓国×ガーナ」の一戦だ。
ガーナがセットプレーなどから2点を先取するも、後半に韓国が怒とうの反撃で同点に追いつくなどスリリングな戦いに。最終的にはガーナが決勝点を決めて3‐2で辛勝したものの、全員で守るガーナに向かって何としても追いつきたいと持てる力を全てぶつけたかのような終盤の韓国の攻めには世界中のファンが胸アツになった様子。
そんな中、SNS上では同時に別の闘いもヒートアップ。それは韓国が一時は追いつくことになる2得点をヘディングで叩き出したFWチョ・ギュソン選手について。韓国リーグの全北現代モータースに所属する24歳で、今シーズンの韓国リーグ得点王。W杯開幕前からイケメンFWとして一部では騒がれていたものの、今回のガーナ戦でその本領を発揮したというもの。ヘディングシュート2連発で、1点目は「入ってしまった」とばかりに少し驚いた可愛い表情を見せたが、2点目は相手DFにのしかかるぐらい高く飛び上がって体ごとヘディングするようなプレー。同点後のアピールも激しくワイルド。この2つのビッグプレーで彼を初めて知った女子のハートを完全に射止めてしまったようだ。
「開催前には4万人程度だったギュソン選手のインスタグラムのフォロワーが試合中にどんどん増えていき、約18倍の73万人に到達。試合後もその勢いは止まることなく、11月29日にはついに100万人を突破しました。SNS上でも『イケメンすぎて死んだ』『身長が189cmでこのルックスは神』『試合中にファンになって応援して負けちゃって泣いちゃった』など、熱いコメントの嵐になりましたね。実は女性だけでなく、彼の体を張った泥臭いプレーに男性ファンも感動したようで『日本代表のしょぼい試合を見たあとだけに凄かった』など、日本の男女ともにそのイケメンぶりを認めてしまったようです」(女性誌ライター)
ところが、そんな称賛の嵐があると同時に湧いてくるのがアンチ。女子がギュソン選手で「イケメンすぎる」と盛り上がると、「どこにでもいる顔」「BTSかぶれの女子が下位互換で言ってるだけ」など辛らつな声が。すると、そんな批判に「どこにでもいる? 見たことないですけど」「どうしても韓国男子をカッコイイと思いたくないオジサンたちwww」など猛反論。まるでガーナと韓国の点の取り合いのような論争になってしまったのだ。
彼のプレーが視聴者を熱くさせたのは事実。残念ながら韓国も日本と同じでグループリーグは崖っぷち。もっとギュソン選手を見続けたい女子は最後のポルトガル戦(12月2日24時)を応援しまくるしかない?
(飯野さつき)