俳優・城田優が出演したミュージカル「キンキーブーツ」が11月20日に千秋楽を迎え、故三浦春馬さんとの“約束”を果たしたことを11月30日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じた。
同記事によると、同舞台は16年と19年に三浦さんがドラァグクイーンのローラを演じ、ハマり役と話題に。しかし、20年に三浦さんが急逝したことを受けて「城田は『三浦さんのやり残した仕事を引き継ぎたい』と自ら製作スタッフに直談判し、オーディションも経てローラ役にキャスティングされた。しかし、三浦さんのファンは「三浦さん以外には演じてほしくない!」と猛反発。製作側も本当にこのまま上演していいのか頭を抱えていたという。
さらに今年3月に“ガーシー”こと東谷義和氏がYouTube上で城田が反社会的勢力とつながっているという疑惑を暴露。テレビ関係者によると、城田は沈黙を貫き通したが、仕事現場では精神安定剤を飲む姿が目撃されるなど、追い詰められていたようだ。
とはいえ、開幕後は観劇した人たちから絶賛の声が相次いだという。城田はカーテンコールで「春馬が天国から僕らにベールをかけてくれて守ってくれたんじゃないか」と語り、千秋楽を迎えた後に投稿された自身のインスタグラムでは、「全47公演、無事に完走しました。感無量です」とコメント。共演者たちとの集合写真のタグには三浦さんのインスタグラムのアカウントも付けられていたという。
ネット上では現在も、《どこまでが本当かわからんが。なんかきな臭いイメージが付いてしまってダメだ》《城田優に春馬くんのこと語ってほしくない》《定期的に三浦春馬の名前出してるよね》など城田への厳しい声が続いている。
「東谷氏からは、城田と三浦さんは親友同士ではなかったといった真偽不明の暴露もあったため、それを真に受けた人たちが城田に厳しい評価を下しているようです。しかし、ミュージカルの代役は並大抵の努力でできるものではなく、ましてや人気ミュージカルの再々演となれば、プレッシャーも尋常ではないはず。単に友情アピール程度の動機で全47公演を完走できるものではありません。そこはもっと評価されていいと思います」(芸能記者)
実際に観劇した人たちからは、《観たよ~でっかい城田ローラもよかった! 春馬より歌が聴き取りやすかったしコレも全然あり》《私も見に行きました! 正直、三浦春馬さんバージョンや海外バージョンも見たことがなく、ミュージカルにも詳しくないのですが、一気に作品の世界観に引き込まれてとにかく楽しかったです!》《友達から熱くお勧めされて観てきたけどすっごくよかった》など高評価の声が多いようで、逆風もあったが城田は演技で三浦さんへの思いを伝えられたと言えそうだ。
(柏原廉)