King & Princeを愛するファン(ティアラ)の間では、嵐の櫻井翔と相葉雅紀の好感度が大きく変化したようだ。
来年5月をもって、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が脱退し、永瀬廉と高橋海人の2人で活動を続けることになったキンプリ。発表から1カ月が経過した今も、SNS上ではグループの分裂に対するティアラの悲鳴がこだましているが、12月7日放送の音楽特番「FNS歌謡祭2022」(フジテレビ系)での相葉の進行は、そんなティアラから感謝の声が続出している。
この日、同局の永島優美アナと共に司会を任された相葉は、キンプリのパフォーマンス前のインタビューでメンバー全員に話を振り、グループの分裂には一切触れずにトークを遂行。これがティアラのご機嫌に繋がったようで、すぐさま「やっぱり相葉くんとキンプリの絡みが最高に平和」「相葉くん、全員に話振ってくれてありがとう、優しいね」との反応がネットに並んでいた。
そして、ティアラによる相葉への感謝は、同時に櫻井への苦言を意味するものでもあったようだ。というのも、櫻井は、司会を担当した3日放送の「ベストアーティスト2022」(日本テレビ系)でキンプリを紹介する際、「このメンバーでの『ベストアーティスト』出演が、今夜が最後になるということです」と触れてしまい、ティアラから猛批判を浴びる事態となっていたからだ。
「櫻井としては、5人としての最後の出演となることを紹介することで、いつも以上にそのパフォーマンスを目に焼き付けてほしいという思いやりもあったのかもしれませんが、ティアラには『わざわざそんなこと言わないで』『なんでそうやって傷口をえぐるの?』などと大不評。よって、4日後にマイルドに変化した相葉とキンプリの無難な絡みを見たファンからは、『櫻井で学習したね』『櫻井くんが悪いとは言いませんが、キンプリの表情が相葉さんのほうが明るかったし、楽しそう』『相葉くんは余計なこと言わなくてよかった』などの声があがっています」(テレビ誌ライター)
脱退でピリつくティアラと嵐ファンの対立が激化しそうな気配だったが、相葉が見事に火消ししたようだ。
(木村慎吾)