大晦日に放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の会場観覧チケットが、転売による熾烈な争奪戦になる可能性があることを12月13日、ニュースサイト「東スポWEB」が報じた。
同記事によるとチケットがプラチナ化しそうなのは、アイドルグループ・King&Princeのメンバー3人が来年グループを脱退・退所することが決まっているからだという。5人そろっての紅白のステージは今年が最後。ファンが生で見たいと思うのも無理はないと言い、テレビ局関係者の証言として、12日に観覧申し込みの当落結果が発表された直後からSNS上では当事者間でチケット転売のやり取りが行われているとか。その多くはキンプリのファンだという。
紅白のチケットは当選すれば入場無料で観覧できるが過去には100万円で取引されたこともあるという。
ネット上では同記事について、《いくら好きでもそんなに払えないわ》《買うバカがいるのかよ》《NHK受信料を支払っている人が申し込めるようになっているし、本人確認徹底したらいいと思う》《転売できないようにしてください》など、さまざまな感想の声があがった。
「『NHK紅白歌合戦』の観覧は当選者とその同伴者のみで、応募の際には同伴者の氏名、住所なども記入する必要があります。さらに入場の際には16年の『第67回』から同伴者も含めて写真付きの身分証明書などで全員の本人確認が行われるようになっています。転売する人や買う人が入場する際の厳しいチェックをどうやってくぐり抜けるのかはわかりませんが、成りすますのはほぼ不可能でしょう。それでも転売する人間がいるとしたら詐欺の可能性を疑うべきでしょうね」(芸能記者)
過去には紅白の偽造入場券を販売した男が逮捕された例や振り込んだのちに音信不通になった例もある。悪あがきせずに穏やかに年を越すのがベストと言えそうだ。
(柏原廉)