月末など、「ここからの数日間は節約していきたいけれど、栄養バランスは無視したくない……」という時期はありませんか? そんなときのために覚えておくと便利な、美味しい“節約メニュー”を紹介しましょう。
■ちくわ&もやしで肉野菜炒め
キャベツやにんじん、ピーマンなどの野菜を取りそろえなくても、ちくわとたっぷりのもやしを使えば、ボリューム満点の肉野菜炒めに。ちくわには筋肉のもととなるたんぱく質や不足しがちな鉄分が、もやしには鉄分の吸収を助けるビタミンCや腸内環境を整える食物繊維が豊富なため、栄養バランスを整えるのにもうってつけですよ。ちくわともやしのコンビは、ナムルやきんぴら、マヨネーズ炒めなど、副菜としても大活躍してくれます。
■豆苗の卵とじ
根を残すように収穫して水につければ育ち、数回食べることのできる豆苗は、節約時期の救世主。ビタミン類や食物繊維が豊富で、クセのない味わいやシャキシャキとした食感を楽しむことができ、野菜が苦手な人にもオススメの食材です。ざっくり食べやすい大きさにカットしたら、めんつゆ・みりんでさっと煮たたせ、溶き卵を回しかけてふんわりとかき混ぜれば出来上がり。甘味の強い味付けがお好みの場合は、砂糖を加えるのもよいでしょう。
■残り物食材と塩昆布の和風パスタ
常備しておくと何かと役立つ塩昆布とパスタ。冷蔵庫に“ちょっとだけ”残っている野菜やきのこ、ベーコン・ウインナーなどの肉系食材をかき集めれば、彩り豊かな和風パスタに変身します。味付けは塩昆布とめんつゆ、あればにんにくチューブで。バターを加えても美味しいですよ。
どれも少ない材料で複雑な調理過程がないため、自炊に時間を取れない日の時短レシピとしてもオススメです。財布にやさしい食材を上手に活用して、栄養も美味しさもしっかり得られる満足メニューを楽しんではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)