歌手・工藤静香が12月17日放送の「第12回明石家紅白!」(NHK)に出演し、お笑いタレント・明石家さんまの老後が心配だとコメントした。
夫で俳優の木村拓哉を交え、私生活でもさんまと交流がある工藤。普段は「姉御」と呼ばれるほどに親しい間柄の彼女が、さんまに対して懸念している点として、「老後を面倒見る人がいるのかということ。すごく気になってて」と語った。
工藤によれば、さんまは「すごく健康でお医者さんにいかないんですよ」とのことで、「老後になった時に、例えば今から言っておいてくれれば、2週間に1回、『朝はこれ飲んで』『夜はこれ飲んで』っていうセットを全部用意してあげるのに」と提案。続けて、長い付き合いがあることから「どんな人にお願いするより、私はちゃんとケアできる自信があるから」と豪語すると、さんまは「本当にありがたいし、ものすごい心強いお言葉で、支えになります」と感謝していた。
日々、凝った手料理をインスタグラムで披露している工藤。白い砂糖や白米は摂取せず、代わりにオリゴ糖や蜂蜜、雑穀米などを取り入れるこだわりようで、次女でモデルのKoki,も今年8月のインスタグラム生配信から、そんな母の料理を「誰よりも栄養源とか気を付けて作ってくれる」と述べている。
「ヘルシーで栄養バランスを考慮した食事に絶対の自信があるのか、“ほかの誰よりも私がちゃんとケアできる”とさんまの老後の世話役を買って出た工藤に対し、ネットからは『こういう風に言ってしまうところが工藤さん』『媚び売る女性の典型例』『2週間に1回って、それは老後の世話とは言わない』との微妙な反応が。また、『老後の面倒見る人いるの?』との疑問についても『息子さんや娘さんもいるのに失礼』『離婚しても仲のいい元妻もいます。その人達を差し置いてよく言うわ』などの声も見られました」(テレビ誌ライター)
工藤といえば、12月7日に出演した「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)の中で、古くから知る現フジテレビ社長・港浩一氏を「港っち」呼ばわりし、注目された。大物との太いつながりを示した一方で、「立場がある人との仲いいアピールがクドい」「さぞかしご贔屓にしてもらってるんでしょうね」との皮肉も散見。
大御所の懐に入る処世術はさすがだが、それが周囲に見えすぎてしまうのが反発を招く理由なのかもしれない。
(木村慎吾)