昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源実朝を好演した柿澤勇人に残念なレッテルが貼られてしまい、それがこびりついているようだ。
柿澤は昨年12月25日深夜放送の「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ系)に電話出演。電話の最初で明石家さんまから名前を聞かれると「柿澤です」と苗字のみを名乗ったのだが、それが「滝沢です」に聞こえてしまい、ネット上では「タッキー?」「滝沢秀明?」と勘違いする人が続出。その後、自身が「鎌倉殿の13人」で源実朝を演じたと説明したため誤解は解けるも、さんまに「(鎌倉殿の13人を)見てないねん」と言われてしまい柿澤は消沈。それでも源実朝の一番の見せ場だった昨年11月27日放送回がサッカーW杯の日本対コスタリカ戦と被ってしまったため、仕事が増えずにこうして明石家サンタに電話していると「不幸」を主張するも、さんまからは「それだけ?」と言われる始末。焦った柿澤は「鎌倉殿~」で大竹しのぶが演じた「歩き巫女」の怪演に話題を持っていかれたとトークを重ね、アシスタントの八木亜希子が大竹のものまねをしたことに救われる形でなんとか「不幸認定」され、スノーボードセットの景品を引き当てたのだった。
「ネット上では『話がつまらない俳優として覚えた』『全国民がアンタを知ってると思ったら大間違い』『謙虚さゼロで浮かれてる感じにドン引き』『大竹しのぶのものまねした八木さんに景品あげるべき』など、批判的な声が続出しました。劇団四季の研究所でミュージカルを学び、ミュージカル界では有名で人気のある柿澤ですが、世間的にはまだ認知度が高くない。それを柿澤自身が理解していないことが、もっとも不幸な気がします」(女性誌記者)
柿澤の仕事が増えるのはまだまだ先のようだ。