1月2日放送の芸能人密着モキュメンタリー「夜の顔」(フジテレビ系)に出演した松本まりか。翌3日に自身のインスタグラムに投稿した内容が大反響となっているようだ。
モキュメンタリーとは、ドキュメンタリーのような演出で作り上げたフィクションのこと。しかし、「夜の顔」で見せた松本の演技があまりにも真に迫っていたことから、ネット上にはドキュメンタリーと勘違いして松本を心配する声が続出。松本の判断により、インスタグラムでネタばらしをすることになったのだ。
「夜の顔」で松本は、多重人格障害に悩み自死するキャラを舞台で演じることになり、憑依型の役者と呼ばれているだけにそのキャラと同じくどんどん心を病んでいくという内容で、松本は自身のインスタグラムも小道具として使用。「闇ツイート」を投稿していたことから、番組公式ホームページに「この番組は『密着モキュメンタリー』と称したフェイクドキュメンタリーであり、人物像や設定はすべてフィクションとなっています。『誇張した人物像』や『ありえない設定』をエンターテインメントとしてお楽しみください」と掲載されていたにもかかわらず、誤解してしまった人が相次いだのだ。
《多重人格役に呑み込まれていく憑依型女優ってこんな感じかしらと演ってみただけです》とネタばらしした松本に対し、ネット上には「まりか様のヤバイ女の演技があまりにもハマリ過ぎてたから誤解する人がいっぱい出たことに納得」「これぞプロ。世間から心配されるほどの迫真演技ができる松本まりかに拍手喝采」と称賛の声が続々とあがっている。
2000年放送のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」で千姫の少女時代を演じて以来、23年ぶりに大河ドラマ「どうする家康」に出演する松本。山田孝之演じる服部半蔵がドジを踏むたびにフォローするくのいち“女大鼠”を演じるというから出番が待ち遠しい。