ジャニーズ事務所前副社長・滝沢秀明氏による“お悩み相談”が注目されている。
昨年の12月30日頃より、250万人ものフォロワーを抱えるツイッターアカウントから「スペース」機能を使った生配信を敢行している滝沢氏。深夜帯にて突発的に行われる配信は「ただの挨拶」や「テスト配信」など、様々な名目で実施されており、1月2日には“5分間のお悩み相談”なる企画が行われた。
この日、「もう寝るよ配信」と銘打たれた「スペース」にて、滝沢氏は「お悩みがあったりしたら5分以内に解決します。誰かいますでしょうか?」と一般リスナーに向けて問いかけた。
すると、King & Princeの女性ファンである“ティアラ”から「“推し”がいるんですけど、最近、私の推しが解散しちゃうんです」との相談が。キンプリは5月に平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が脱退し、メンバーは永瀬廉と高橋海人の2名のみでの活動となってしまう。
女性はKing & Princeという具体的なワードを出してはいなかったが、滝沢氏はこれを受け、「そっか。まぁ、でも、人生、いろんなことがあって。僕の、今までずっと応援してくださったファンの方たちはもうわかってくれてると思うんだけど。こういうことってたぶんあるんだよね」と真剣なトーンで返した。
続けて「でも、メンバーは絶対に裏切らないって、俺は思ってるから。そこは一つの救いとして、あまりナイーブになりすぎず、楽しく過ごしたほうがいいと思います。でもね、この世の中、全てのことに関して、当たり前ってことはたぶんないと思うんで。それ(推しの解散)を経験した人たちが、先輩のファンの方にたくさんいると思うんで。“当たり前だ”って思うと悲しくなることもあるから、“これは当たり前じゃないんだ”と。でも、今できることって何だろう、って考えていくと、もっと気持ちが楽になるかなと思います」と親身に語りかけた。
「キンプリの分裂発表は、滝沢氏のジャニーズ電撃退社からわずか4日後というタイミングでした。滝沢氏が退社後、現役のジャニーズグループやメンバーについて、間接的にでも言及することは稀で、今回の相談についても『タイムリーなお悩み相談で、ちょっと俺が言うことじゃないのかなと思いましたが、ちょっと自分なりに答えてみました。大丈夫ですかね、こんな感じで』と語っていました」(芸能ライター)
3人の脱退まで残り半年を切っているキンプリ。ティアラは今の5人がそろった姿を“当たり前”と考えず、しっかりとその目に焼き付けてほしいところだ。
(木村慎吾)