俳優・木村拓哉によるジャニーズ事務所の後輩・Snow Manの向井康二への“公開説教”が注目されている。
木村は1月8日、TBS系バラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さい」に出演。クイズ企画では、不正解だった場合に罰ゲームを受けなければならないとの説明を受けると、Snow Manのメンバーらに対し、「罰ゲーム(の詳細)は先に聞くことはできないパターンだよね?」と質問した。
木村からの問いに対し、向井は「結構いつも、あの、低予算な(罰ゲームが多い)‥‥」と説明。するとこれに木村は「本番中、低予算っていう言葉はやめたほうがいいと思う」と返したのだ。恐縮した表情で「木村さんすみませんでした!」と謝る向井へ、「スタッフのモチベが下がるから」とさらに指摘していた。
このやり取りを受け、佐久間大介は「でも、康二、学びが! 学びが多いんで!」と木村からの助言に感謝するのだった。
キャリアはSnow Manよりも25年先輩にあたる木村だが、正月特番では、彼らよりもさらに3年後輩のSixTONESにも“愛のある公開説教”を見せていた。
同5日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング(TBS系)では、2013年の同局系ドラマ「安堂ロイド~A.I. Knows LOVE~」で共演経験のあるSixTONES・ジェシーの最近の言動についてダメ出し。まずは日本テレビ系「有吉ゼミ」でタレント・ヒロミとDIY企画で共演していることについて、「ジェシーはあれかな。ヒロミさんが凄いんだけど、自分も凄いって勘違いしてる」と突っ込んだ。そして、「あと神業にチャレンジしたりとかしてるけど、スタッフに対する口の利き方が『いや、これいっちゃうよ』とか。あれはあんまり好きじゃないんだよね。ちょっともう1回勉強し直したほうがいい」とも指摘した。
さらに「最近のジェシーの業界に染まり切ったトークはたぶん(番組の演出で)誇張されると思うよ」と誤解を生む言動があるとし、「キャラ作りかもしれないけど、最近はちょっと、too much(やりすぎ)」と表現。木村は「安堂ロイド~A.I. Knows LOVE~」で共演した頃のジェシーに戻ってほしいまで語ったのだ。
「向井へのダメ出しも含めて、長く業界のトップに立ち続ける重鎮からのアドバイスは説得力があり、世間からは『木村くんなりの愛の説教だね』『周りに誤解されないように助言してくれるのは優しさでしょ』『さすがスター。気配りがきめ細かい』などの声が上がっていました」(テレビ誌ライター)
木村の“愛のムチ”は、その存在感も相まって、後輩たちには効き目タップリだったに違いない。
(木村慎吾)