今年3月にKAT-TUNを脱退した田口淳之介が、ソロ活動をスタートさせた。
すでにオフィシャルサイトを開設し、11月に初のシングル「Hero」をリリースするという。自身のせいで、KAT-TUNが無期活動休止に追い込まれたにもかかわらず、その真っ最中の決断に批判の声も少なくない。
そもそもKAT-TUNは、06年の歌手デビューから赤西仁、田中聖、田口が抜け、デビュー10周年の今年、メンバーがちょうど半数になった。この脱退劇には、ある法則が隠されているともっぱらの噂だ。それは「3年周期でメンバーが欠ける」というもの。
亀梨和也と人気を二分した赤西は、かねてから日本の音楽界に違和感を抱いており、10年7月に脱退。12年に女優・黒木メイサとデキ婚して、現在は「JIN AKANISHI」名義でアーティスト活動を続行中。3年後の13年、田中が「度重なるルール違反行為があった」ことを理由に、ジャニーズ事務所を解雇。現在はバンド・INKTのボーカルだ。
そして、そのまた3年後の今年(16年)、田口が抜けた。“3年危機説”に該当するなら、19年に誰かが辞めるはずだが‥‥そもそもKAT-TUNというグループが残っているだろうか。
(北村ともこ)