女優の米倉涼子が1月12日、自身のインスタグラムを更新。11日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)について驚いたことを明かした。
前日の「水ダウ」では「身代わり数珠つなぎカラオケ」という企画を放送。これは千葉県茂原市の山奥にカラオケボックスを設置し、そこに閉じ込められた芸人は自分より歌がうまい芸能人を呼び出して歌ってもらい、その得点が自身のものより上でなければ脱出できないという内容だった。
最初に挑戦したのはお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル。しかし、都心から2時間近くかかるという場所柄、芸人仲間を呼び出しても誰も来てくれない状態が続く。そこでナダルは「芸能人で派手目な人もいらっしゃる」と嘘をつき、その際に使われた名前が“米倉涼子”だった。番組ナレーションはナダルの手口を「米倉詐欺」と命名し、ナダル自身も「特殊詐欺ヨネクラグループの創始者」と紹介。実際にお笑いコンビ・水玉れっぷう隊・ケンが騙されて駆けつけ、ナダルは彼を身代わりにして脱出に成功。その後、ケンもナダルの手口を真似てほかの芸人を誘っており、ネット上でも話題になっていた。
その放送を見たのか、米倉はインスタグラムのストーリーズで「『米倉詐欺』にあいました ビックリです #水曜日のダウンタウンさん」と絵文字付きで投稿し、自身の名前が使われていても寛容な態度を見せていた。
ネット上では米倉の反応について《米倉さんこれぐらいじゃ怒らないだろうし、ご本人も美味しいと思ってるのでは?》《次に開催する時は本当に米倉涼子を呼んだら面白そう》《米倉涼子さんはこんなことでお怒りになるような方ではなさそう。めちゃくちゃ面白かったです! もっとやってほしい!》など好意的な声が続出した。
「米倉はバラエティ番組の対応がいいことで知られており、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾は自身のYouTubeチャンネルで米倉について、『ノリノリで楽しんでくれるし、こっちが欲しいことを求めたら、全然それが自分にとって望むキャラとかじゃなくてもちゃんとやってくれたりする』と絶賛しています。今回も名前を使う以上、事前に米倉側には了解を取っていたと思われますが、“詐欺”というワードが使われる以上、NGが出てもおかしくはありません。それを許したのは米倉の寛容さゆえでしょう」(芸能記者)
ネット上でここまで盛り上がったのは米倉のおかげと言えそうだ。
(柏原廉)