夏の恒例特番「24時間テレビ」(日本テレビ系)のパーソナリティを務め上げ、大活躍したNEWS。特に今回は、高畑裕太容疑者逮捕による突然の降板で、メンバーの小山慶一郎が放送2日前というタイトなスケジュールのなか、ドラマの代役を引き受け、撮り直しを無事にクリアした。
しかし、NEWSで男を上げたのは、小山だけではなかった。
「『24時間テレビ』の番宣で『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した加藤シゲアキが語った、自著の映画化の裏話が、ファンの心をくすぐりました」(芸能ライター)
加藤は作家としての顔を持つことでも知られており、12年に発表したデビュー作「ピンクとグレー」は今年1月に映画化もされている。
「その試写会行ったら、始まって1時間くらいでトイレに行きたくなってしまった。しかし、原作者が1時間で席を立ったら不満なのかと周りを心配させることになるので、必死で我慢したそうです。終わったところで感極まった雰囲気を出しながら席を立とうと決め、最後のエンドロールも確認し、静まってからトイレに駆け込んだのだとか。トイレに立ってもすぐに戻ってくれば済むことでしょうに、さすが細やかな心遣いができる男と、ファンをさらに熱くさせました」(前出・芸能ライター)
高畑トラブルや、障がい者を使って感動を作り出す番組への批判など、放送後にも問題は残ったが、NEWSについては誰もが賞賛する奮闘ぶりだったと言えそうだ。
(伊藤その子)